衣替えは洋服を捨てる絶好のタイミング!服の整理のコツ教えます

季節の変わり目になるとやってくる衣替え。自分の洋服だけでなく、家族の分までやるとなったら大変です。
手間のかかる衣替え、手早く終わらせたくて、そのまま衣装ケースにしまっていませんか?
すると、どんどん洋服が増えて、さらに衣替えが億劫になり、重い腰が上がらなくなってしまいます。
衣替えは、洋服を見直すチャンス!この機会を逃さず、洋服と向き合えば、衣替えが楽になり、クローゼットもスッキリしていきますよ。

そこで、ここでは洋服の処分のタイミングや方法、衣替えの負担を減らすコツをご紹介します。


この記事の目次

衣替えはシーズンオフの洋服を整理するチャンス

衣替えは洋服の整理をする絶好のタイミングです。シーズンオフの洋服をしまう前に以下の3つを判断してください。

  • 来シーズンも着るかどうかを見極める
  • 洋服に汚れやほつれはないか
  • 本当にしまってもいいか(もう少し着るかもしれない)

シーズンオフになったからといって、自動的に洋服を全部しまうのはNG。本当に残したい洋服だけを選びましょう。家族の分は、勝手な判断はせず、残す服を選んでもらうのが無難です。

 

「いらない=捨てる」ではない!

 

もう着ない洋服を安易に捨てるのは気が引けますよね。洋服が増えていくのは「もったいない」精神が原因の1つです。
けれども、着ないのに増える洋服に囲まれて暮らすのは窮屈ではありませんか?本当に捨ててほしいのは「罪悪感」です。
そこで、罪悪感を持ちにくい洋服の処分方法を6つ紹介します。


 

1、買取業者に引き取ってもらう

捨てられない理由として「高かったから」という洋服はありませんか?そのなかにブランド品の洋服があれば、買取業者に依頼しましょう。申し込むと段ボールが送られてきて、そこに洋服を詰めて送り返すだけ。査定額分が振り込まれます。本当に簡単なのでおすすめです。
少しでも高く買い取ってもらいたいのであれば、キャンペーンを狙ったり、時期を選んだりするのがベター。買い取りは、シーズン前が高く売れます。たとえば、冬物は夏の終わりから秋、夏物は春から梅雨どきが狙い目です。

2、メルカリやフリマで売る

メルカリやヤフオク、フリマを利用して、自分で売るという方法もあります。買取業者よりも高く売れる可能性が高いので、なるべく高く売りたい方にはおすすめです。また、買い取ってもらえない非ブランド品も売ることができます。
ただし、手続きや梱包が手間だったり、必ずしも売れるという保証がなかったりするのはデメリットです。

3、販売店舗のリサイクルボックスに入れる

引き取り可能なリサイクルボックスが各店舗に置かれているショップ(例:ユニクロ)があります。店内のボックスに入れるだけなので、とっても簡単。ただし、下着はNG、自社製品のみOKといったルールがある場合もありますので、必ず店舗に確認してくださいね。

4、下取りチャリティーに出す

下取りチャリティーを行っているショップ(H&M)があります。リサイクルボックスとの違いは、洋服を持っていくと、ショップの割引クーポンなどの特典がもらえる場合がある点です。
また、一部のデパートでも、期間限定で下取りイベントをやっています。自社製品でなくても引き取ってくれる場合と、自社製品のみ下取りする場合があるので、確認してから持っていってくださいね。

クーポンをもらったからといって、必ずしも洋服を買う必要はありません。あくまでも罪悪感なく洋服を処分する方法の1つとしてとらえ、洋服を増やさないように気をつけましょう。

5、洋服を小物にリメイクする

洋服の生地がお気に入りの柄ならば、シュシュやティッシュケースなどに作り直してみてはいかがでしょう?
リメイクすることで、大好きだった洋服が小物になってよみがえりますよ。

6、ウェスにする

古くなった肌着や綿のTシャツは、ウェスにしてみましょう。自分が使いやすい大きさにカットするだけ。雑巾のように縫う必要もありません。ちょっとしたお掃除や調理道具の拭き取りに便利ですよ。


上記6つのような処分方法なら、そのまま捨てるわけではないので、洋服を手放しやすくなります。どれにも当てはまらない洋服だけ捨ててくださいね。

長く着たい洋服はきちんとお手入れを


お気に入りの服は長く着たいですよね。そのためには、洋服を大切に扱うこと。残したい服は、普段からきちんとお手入れしましょう。そして、しまう前は以下の4つをお忘れなく。

  • 夏服は汗じみが残らないように漂白剤を使って洗濯。
  • ボタンや縫い目のほつれを直す。
  • セーター類は毛玉を取り、引きつれがあれば直す。
  • しまい方はアイテム別に。防虫剤は衣類の上に置く。

また、衣替え時に取り出すときもチェックが必要です。
まずは取り出した洋服を着てみましょう。サイズが合わなくなっていたら、処分するかお直しに出すかを判断します。
保管したことで黄ばみやシミができていないかもチェック。もし、見つかったら、洗濯したり、クリーニングに出したりしましょう。

洋服1つ1つと向き合って、きちんとお手入れするようになれば、自分にとっても、着心地がよく、長く着たい服を選べるようになってきます。
着ないのに持っている服は、丁寧にお手入れする気にはなれませんよね?そこまでしたいかどうかを基準にしてみるといいですよ。
家族の洋服も同じように判断してもらってください。

必ずしも衣替えする必要はない

季節の変わり目だからこそ重宝する洋服もありますよね。カーディガンのような羽織モノやインナーにもなるタンクトップやTシャツ、通年履けるデニムなどは、無理に衣替えする必要はありません。1年中使える服として定位置を決めておくと、気軽に出し入れできます。
そのためには、スペースの確保が必要です。洋服がぎゅうぎゅう詰めにならないためにも着ない洋服は減らしてくださいね。

洋服を上手に処分して、衣替えを簡単に!


“なるべく衣替えの手間を省いて、好きな洋服だけで暮らす。”ただの理想論に感じるかもしれません。けれども、洋服と向き合って、モノを見極める力がついてくれば、たくさん洋服を持たなくても、自分に合った洋服でコーディネートが楽しめるようになります。

衣替えは洋服を処分する絶好のタイミング!捨てることに罪悪感を持つ必要はありません。適切な処分方法で、必要な服だけを残せばいいのです。
ここで挙げた例を参考に、衣替えが簡単な生活を目指してみませんか? 今まで以上に暮らしやすくなりますよ。



ライターイラスト
ライター
藤野こと


プロフィール

中学生の子どもを持つ主婦ライター。
整理収納アドバイザー(1級)の資格があり、片付け・収納や家事に関する生活系の記事をおもに執筆しています。
趣味はハンドメイドと読書。


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